概要
- タイトル:10年つかえるSEOの基本
- 著者:土居 健太郎
- 出版社:技術評論社
- 発売日:2015/4/23
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目次
- 検索エンジンは、なんのために、どんなことをしてるのか
SEOは専門知識がなくてもできる
検索エンジンは「だれにとっても、どんな質問に対しても、最高の回答者」であろうとしている
インターネット上の情報を集めて、取り出しやすいように整理しておく
「どういう意図で検索したのか?」を解釈する
どうやって検索結果の順位を決定しているのか - 検索する人の気持ちと行動を考えてみよう
SEOを目的にしない
検索する人はどのようにサイトに訪れるのか?
「キーワードの種類」と「最初に訪れたページ」を見よう
コンバージョンした人の動向を見てみよう
最初に知っておくべきポイントはたったの4つ - 検索キーワードを見つけよう
みんなはどんなキーワードで検索しているのか?
感覚でとらえるのではなく、必ず調べる - 検索キーワードをサイトに反映させよう
やり方はサイトによって違ってくる
キーワードを検索結果に反映しやすくするための6つのポイント
まずはタイトルをきちんとつけよう
meta descriptionはランキングに関係なくても重要
タイトルとmeta descriptionの上手な書き方とは
大切なことは最初のほうに書こう
明確なルールがあるわけじゃない
1つのページで主だったテーマは1つのみに絞る - コンテンツを作ろう
優れた独自コンテンツを生み出す力がSEOの原動力
検索する人がサイトを訪れるのは1回限りではない
「自分が言いたいこと」じゃなくて「みんなが知りたいこと」を書く
「いいコンテンツ」に必要なこととは
品質の低いコンテンツばかりのサイトはどんどん検索結果に出にくくなっている
多くのサイトにリンクしてもらおう
プラスの循環にたどりつくまであきらめない - リンクを集めよう
「多くの人から“いい”と言われてる」だけじゃなくて「だれから“いい”と言われてるか」も大事
有益なリンクグラフを形成できるように、継続的に情報発信する
検索エンジンのシステムの隙を突く「ブラックハットSEO」
なぜ、多くの人がSEO=ブラックハットSEOという認識なのか
ズルをするより普通にがんばったほうが早い時代に
ブラックハットSEOとリンクの関係
しくみを強化しても、不正なサイトが検索結果に出てきてしまうワケ
少しずつ理想に近づいていっている - SEOを「売り手目線の販促活動」と考えてはいけない
「商品の販促」なのか、「情報の流通手段」なのか
専門家でも「SEO」と「ブラックハットSEO」を区別できていない人が
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良かったところ
SEOの基本的な考え方が学べる
トレンドや技術に頼らないSEOの基本的な考え方を学ぶことが出来ます。
だから、こういう設定にしたらいいとか、このツールを使ったらいいとかというツール紹介はほとんどありません。
文章が会話形式になっていて、読みやすい
登場人物は、たった2人で、2人の会話形式になっているので、読みやすくてどんどん読み進めていけます。
ちなみに、登場人物は以下の2人です。
- すずちゃん
Webデザイン会社出身で事業会社に転職。マーケティングを一任されるも、技術的な知識はからっきし。 - 土居くん(作者の名前ですかね笑)
すずちゃんの学生時代の先輩だけど、留年してたので同級生。SEOの専門家。
悪かったところ
サービス名が古い!?
一部、キーワードを検索するサービスを紹介している部分があるのですが、現在は名前が変わったりしています。
8年前の本なので、仕方ないかもしれないですが。
画像が少ない
一般的に、SEOとかブログの基礎本は、画像が多様されていますが、この本は画像がほとんどありません。文字がとっても多い本です。
だから吹き出しで会話形式で、読みやすくしているのかもしれませんね。
感想
SEOの根本の考え方が学べる本でした。
書いてある内容は、そりゃそうだよね。って内容なのですが、ついつい忘れがちな内容なので、とても参考になりました。
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